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2008年2月29日 (金)

心の中の受信装置

先日、某新聞にある高僧の記事が掲載されていました。

読んだ人も多いかとは思いますが、その方の言葉で特に印象深かった言葉が

「私たちは心の中の受信装置を常に鋭敏にしておく必要がある。」というものです。


私はこの言葉を私なりに

「常にありとあらゆる方面にアンテナを張って、物事に対する好奇心を持ち続けなさい。

そして、相手の気持ちを敏感にキャッチし、それに共感できるような人間になりなさい。」と

説かれているのではないかと解釈しています。

私のような凡人とは到達している境地の次元が全く違いますから

実はもっともっと奥深いことを仰っていて、てんで的はずれな解釈かもしれませんが。


その記事を読んで、年齢を重ねるごとに「心の中の受信装置」の感度が鈍くなって

きている自分にハッと気付かされました。「マイナス」を受信することはとてもしんどい

ことです。だから、無意識のうちに「マイナス」を受信しないように自己防御的になってきて

しまってるんじゃないか。でも、「プラス」だけではなく、その「マイナス」をも受け入れる

ことで、人間的に成長し続けることができるのではないか。


その方はかなりのご高齢だとのことですが、それでも一年に何冊も本を書いて

おられるとのこと。

その方に比べたら私など赤子同然です。

生徒たちを指導する前に、まず己のことを省みてみなければと強く感じました。



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2008年2月28日 (木)

「戦略」と「戦術」って?

中学、高校生の皆さん、特に4月から受験生になる現中学2年生、高校2年生のみんな、

「戦略」と「戦術」という日本語の違いわかりますか?

なんとなくならわかるという生徒はいても、なかなか正確にその違いを説明できる生徒は

少ないんじゃないかな。

「戦略」とは、戦いに勝つための総合的、長期的な作戦・計画 であり

「戦術」とは、戦いに勝つための個々具体的な短期的作戦・方法 という意味です。


それが「俺らにとって何の関係があるんや!?」という声が聞こえてきそうですが

その意味の違いを正確に知っておきなさいということを言っているわけではありません。

入試は一種の「戦い」です。勝つか負けるかの世界ですから。

そこで、受験生になる生徒には受験に勝つためにまず作戦を立ててほしいんです。

その作戦を立てるときに、戦略と戦術とに分けて考えてみると、自分がしなければ

ならないことがより明確に見えてくるのではないかと思うのです。


例えば私立大学の文系学部志望の生徒であれば

夏休みまでに英語の文法を理解し、単語・熟語を暗記する。それと並行して

日本史や世界史の教科書を通読して歴史の大まかな流れをつかんでしまう。

夏休みは英語や歴史の弱点を徹底的につぶす。そして秋から古典の文法の

勉強を始め、英語や現代文は過去問などを使った実践的な学習に入る。

あくまで参考例で生徒によってその作戦・計画はさまざまだと思いますが、

これが戦略です。


戦略を練ったら次は戦術。

例えば、英語の単語・熟語の暗記が苦手だとして

単語・熟語を覚えるにはどの単語集・熟語集が自分には合っているのかという

教材選択から始め、どのようにしたら覚えやすいのかということを検討してみる。

手を使って書いた方が覚えやすいのか、CDなどを使って耳から覚えた方が頭に

入ってきやすいのか。個々の問題を克服するための作戦・方法をさまざまな

情報をもとに綿密に研究してみることです。


以上、入試に勝つための計画を立てるときの参考になればと思います。

いやぁ、しかし、日本語は本当に難しいですね。

「戦略」と「戦術」の他にも「目的」と「目標」、「侮辱」と「軽蔑」の違いって

知っていそうで案外知らないものです。興味のある人は一度辞書などで

調べてみてはいかが!? きっといい勉強になると思うよ。

ちなみに、英語で「戦略」はstrategy、「戦術」はtacticsと言います。

やはり、それだけ「戦略」と「戦術」は意味、ニュアンスが違うということなんですね。



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2008年2月27日 (水)

下線部和訳問題

現高校2年生のクラスでは、長文読解の基礎となる「英文構造の正確な把握」を

目的とした下線部和訳の問題を中心に授業を進めています。当然それまでに基本的な

文法知識は頭に入れてもらっていますが。


 昨日、その高校2年生のクラスで次のような英文の日本語訳をしてもらいました。

・ Last year we met with the terrible accident, the thought of which

still leaves us speechless.


関係代名詞の前に前置詞があり、その前には「,」もあるので、関係代名詞絡みの

英文としては複雑な文のうちのひとつだと思います。

ですが、こういう複雑な英文の和訳が正確にできたり、文法問題として出題されたときに

正解を導き出せるかどうかがその生徒の英語の学力の指標にもなりますし、当然

実際の厳しい入試ではそれが合否を大きく左右するんです。


以下、ある生徒がしてくれた和訳です。

「昨年私たちは恐ろしい事故にあった。そしてその記憶がまだ私たちを話せなくする。」


この和訳には問題点がいくつかあるんですが、私はいきなり説明を始めて

その模範解答を言うということはせずに、ホワイトボードに下のように書いただけで、あと

は生徒に自分の頭を使って考えるように指導しました。

think of which → the thought of which


すぐには答えは出てきませんでしたが、しばらくすると先程の生徒が

「昨年私たちは恐ろしい事故にあった。そしてそのことを考えると……」とボソボソと

言い始めたんです。

「よっしゃ!!」

これがそのときの私の内心です。


実は、英語は、名詞の中でも生きていないもの(無生物)をあたかも生きているかの

ように表現するのを好む言語なんです。

でも、それをそのまま日本語に変換してもわかったような、わからないような

日本語になってしまうことが多い。なので、ホワイトボードに書いた内容から

名詞のように訳すんではなく、動詞のような感じで訳すと自然な日本語になりやすい

ということに自分で気付いてほしかったんです。そしてそのトレーニングが間接的には

国語力を磨くことにもつながるんです。

ちなみに上の問題の模範解答を付け加えておきます。

「昨年私たちは恐ろしい事故にあった。そしてそのことを考えると

今でも言葉がでなくなる。」


私は生徒自身が自分の力で気付いてくれたことにおおいに満足してたんですが

生徒たちは相当“脳みそ”を使ったみたいでクタクタになって帰っていきましたわ(笑)



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2008年2月26日 (火)

受験生の皆さんへ

受験生の皆さんへ


今日で国公立大学の前期試験が終わりました。

国公立・私立とも後期試験がまだ残ってるけど、ひとまずはお疲れさまでした。


胃が痛くなるような緊張の日が続き、眠れない夜もあったと思うけど

結果がどうであれ、やっと「受験」から開放されホッとしているところだと思います。

やることはやったんだから、後は運を天に任せて結果を待つしかないね。


それまでは心身ともに少し休養して、結果が良かった生徒は

これから始まる大学生活の青写真を描いて、希望に胸ふくらませ、

人生の新たなステージに立ってほしいと思う。


残念ながら既に結果が出て、自分の希望が叶わなかった生徒もいるでしょう。

私も受験生時代、自分の想いが叶わなかったひとりなので

その気持ちは痛いほどわかるけど、君にはどこかに、何かが欠けていたんだと

思うよ。それは努力不足だったのか、最後まであきらめない執念が足りなかったのか

それとも勝利の女神の気まぐれか、わからないけど……

気持ちが少し落ち着いたら自分に何が欠けていたのかをじっくり考えて

ご両親ともよく相談して今後の自分の進むべき道を模索して下さい。


ちなみに、私が以前担当していた生徒で、二浪してまで頑張っていた生徒が

第一志望ではないものの、慶応大学に合格しましたって連絡をもらいました。

それまでの過程を知ってるだけに、本当に自分のことのようにうれしい!


それぞれがそれぞれの新しい道を歩んでく。それがどんな道であっても

自分が納得したものだったら、周りの人間が何と言おうと関係ない。

自分を信じて進むのみ。そしてかく言う私もそうありたいと思っています。


私塾クレセントの高校2年生をはじめ、4月から受験生になる生徒の皆さん、

今度は君たちの番です!地道にコツコツと足場を固めて、来年の今頃

心の底から笑っていられるように今から準備しておこうな!!



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